、あなたの車を査定する際のおもなチェック箇所を紹介します。一括査定の依頼をしたら、自分の車を確認してみましょう。
査定時のおもなチェックポイントと査定基準
外装(ボディカラー、キズ、汚れ)
ボディカラーは査定金額を大きく左右する要素です。人気のある色ほど査定金額が高くなる傾向があります。
ボディのヘコミやキズ、汚れのほか、ランプ類、アンテナの破損なども重要な査定ポイント。カギを差し損ねたときにできた、小さな引っかきキズなども細かくチェックされます。キズひとつつけないよう、大切に乗ってきたつもりでもプロは見逃しません。高額査定をしてもらいたいからといって、査定直前に車体のキズやヘコミを修理しても、その修理費用は査定額には反映されません。かえって損をしてしまう可能性もあります。
内装(シート、フロアマット)
シートやフロアマットをはじめとする内装の汚れは、査定士が目を光らせるポイント。汚れがひどく、交換が必要なレベルと判断されれば、査定金額が大幅に下がってしまう可能性も。タバコやペットのにおいも購入希望者に嫌われるケースが多く、マイナス査定となりがちです。
走行距離
車の平均的な年間走行距離は、普通車で約10,000km、軽自動車で8,000kmとされています。年式と総走行距離から割り出された年間走行距離が、この基準を大きく上回っていると、査定金額が安くなることも。逆に下回っている場合は、プラス査定が期待できます。エンジンなどの駆動部は、ある程度動かしておかないと調子が悪くなる場合があります。年間走行距離が少ない車が、必ずプラス査定になるとは限りません。
エンジン周り
査定士は、エンジンの異音をはじめ、オイル、プラグの状態、改造パーツの有無、修復歴の有無などをチェックします。エンジンをオーバーホールしたり、載せ替えたりしている場合は、申告するとプラス査定になる場合があります。エンジンルーム内に記載されている車台番号(車体番号)は最も重要なチェックポイント。移植や改ざんがあった場合は、買取りを拒否される場合があります。▼ 愛車の長所を見つけて一括査定を依頼! ▼
車に関係する書類はきちんと保管しておこう
書類の有無によって査定金額に差が出ることがあります。普段は車と別にしている書類も、査定時には用意しておきましょう。
定期点検整備記録簿
法定点検の内容を記録する「定期点検整備記録簿」は、その車の過去の整備状況が把握できる重要な書類です。
この書類には「所有者」「車台番号(車体番号)」「ナンバー」「点検整備日時」「検査責任者名」「検査時における総走行距離」などが記載されており、オーナーの変更歴などを含めた、車の基本情報がチェックできます。
取扱説明書
取扱説明書の有無も査定に影響します。「読み終えたから」「読む必要がないから」と破棄する方も少なくありませんが、次のオーナーにとっては大切な資料になるかもしれません。ぜひ保管しておきましょう。純正品・社外品を問わず、追加パーツの説明書も同様です。
その他の買取査定チェックポイント
査定士がチェックする箇所を一覧にしました。自分の車の状態や装備と照らし合わせてみましょう。
外装 | ・ボディ全体の汚れ、キズ、ヘコミ ・ボディカラー ・エアロパーツ ・ナンバープレート ・前後左右のガラス ・サンルーフ、ムーンルーフの動作確認 ・ボンネットや天井の状態 ・ヘッドライトやテールランプ ・ラジオ、テレビ等のアンテナ類 ・ドア、ウインドウの動作確認 |
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内装 | ・ルーム全体の汚れ ・喫煙による影響 ・シートの状態 ・オーディオ類とスピーカー ・カーナビ ・ハンドルやメーター類 ・エアバッグ ・トランクスペースの状態 ・スペアのタイヤ ・付属の装備品 |
足回り・下回り | ・タイヤやホイールの状態 ・車高(サスやショックなど) ・タイヤハウスの状態 ・マフラーの状態 ・オイルの漏れ、にじみ ・各パーツのキズ、ヘコミ、錆など |
エンジン回り | ・バッテリーの状態 ・エンジンオイルの状態 ・修復歴の確認 ・エンジンの状態 ・改造パーツの有無 ・車台番号 |
その他 | ・メーカー、車種 ・年式、グレード ・走行距離 ・車検証・整備記録簿の内容 ・取扱説明書などの書類 ・車検の残期間 ・キー(スペアキー)やキーレスなどの有無 ・純正部品の有無 |
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