FX

FXのメリット・デメリット

 FXの魅力はまずなんといっても少額資金でスタートできる点にあります。少額の資金で多額の投資資金を動かせるところにFXの魅力があります。逆にそこにリスクも潜みます。

 投じた金額の何倍もの利益が期待できる代わりに、何倍もの損失が出ることもあるわけです。株式や投資信託以上に、いかにリスクを抑えるかが大事になります。

 株式投資の銘柄数や投資信託の商品数はケタ違いに多く、投資先の選択にも迷います。FXであれば対象となる外国通貨の数はかなり限られます。はじめは、米ドルやユーロだけを対象にしてもよいでしょう。

 FXの場合、株式のように個別企業の情報を追う必要はなく、チャートと経済の大きな流れで判断します。為替を動かす要因のうち、個人投資家が注目すべきものもわずかです。FXは短期の売買になりやすいので、日々の値動きもチェックしておきましょう。

FXのメリット・デメリット

少ない資金で大きな運用

 FX取引を行なうには専用の取引業者や証券会社などに口座を開設します。取引にあたっては、先にお金を担保として預け入れます。これを「証拠金」といいます。FXが単なる外貨預金と異なるのは、FXは預けた資金の何倍もの通貨を買い付けられるのです。

 通貨は、米ドルなら120円の水準から1円(1%未満)値動きしただけでも大きな変動といえます。ただし、1円(1%)の値動きでは投資の妙味がありません。  そこでFXでは、預けた資金の何倍もの金額(通貨)を動かすことができるのです。このシステムをレバレッジといいます。50万円の証拠金で500万円の取引を行なう場合「レバレッジが10倍」といいます。レバレッジが大きいほど、損益の幅が大きくなります。

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